
半日かけて、30匹ほどのウナギを白焼きにしました。
この白焼きのウナギは、佃煮となります。
佃煮にして、“ひつまぶし”や“ウナギ茶漬け”の具になります。
見て頂いても分かるように、七厘で焼いてます。
バーベキューコンロだったら一度に沢山焼けますが、丁寧に焼くためには
七厘の方が火の調整もきいて焼き易いのです。
当然、屋外での作業なので、道行く人々が話し掛けてきます。
12時から17時までの5時間かけての作業なんで、ときには鼻歌も出たりします。
(あっ、私、昔は声楽やってて大学の頃はバンドのヴォーカルやってました…なにげに自慢)
鼻歌が興に乗ってるときに限って散歩のオジさんが話し掛けてきます。(笑)

白焼きのにおい若しくは、私の歌声にひかれてかは分かりませんが
(たぶん前者…)
殆どの方が『何してるんですか?』と私に尋ねる。
私が『ウナギを白焼きにして、佃煮を作るんですよ!』と答える。
すると、『こんなに沢山佃煮にするんですか?もったいないねー。蒲焼にすれば良いのに』
(蒲焼にして食べた方がウマイことは、私だって知ってます…ましてや備長ウナギだし…)
『今月、沢山の方に召し上がって頂く機会があって、でもウナギ漁はもうおしまいなんで
今のうちに作りおきしておくんですよー』と私
『へぇー、どんな方たちがこれを食べるんですか?』と問われ
『佐鳴湖ネットワーク会議ってーのがあって、おじさん一度“佐鳴湖ネット”の
HP見てくんない?』って、
4人目からはマジ言いたくなりました(笑)


この写真と、もうあと半分ありました。
当分、ウナギは食べたくないね…
